親子で六郎さん。

shoido3192009-05-23

久しぶりに六郎。親子でろくろを同時に回した。

土曜日だというのに、親子でろくろできる、それ程、暇だということか。

父は蚊遣りを、ワタシは湯のみを作る。
途中、互いに何を作るか、チラ見するも、一言もコトバを交わさず。

互いにに良いとこ、悪いとこあれど、芸事は自分で気付くしかないのである。

夕刻、父の昨日の水ビキの削り。

シッピキの直ぐしたが高台なのは素晴らしい。父の技術の中で最も驚嘆に値する点だ。削りかすがホントに少ない。

削る量が少ないから削りにかかる時間もまた短い。

ひずみやすい欠点はあるも、ギリギリで取るワザは21世紀を生き延びる陶工に不可欠な技術になると思う。