恩師にあう。

先日、学生時代の担任が店に買い物に来て下さった。

女で独身、今では御法度だが、当時は当たり前のように平手で殴られた。卒業後も手紙をくれた唯一の先生。

本気で怒ってくれる人は結局、自分のことを愛してくれているのだ。

そのこと話すと、全く覚えてないという。

人の印象の度合いはてんびんで釣り合わない。ワタシが深い印象を残したり、逆に残されたり。

現在は定年退職され、第２の人生へ。

猪木の張り手のようにビンタをお願いしたかったが、先生は小さく、ワタシは逆に大きなってもはや平手打は届かない。
生徒は人生という同じレールで先生の後を追っかけている。