柳のようにしなやかに
毎年、この時期になると、来年の干支を全国のお得意さんに、
お送りするのですが、そのうちの一点のうさぎの絵柄が不評でした。
デザインを変えて欲しい!
こんなのでは喜ばれない!
とブーイングの嵐。
ちょこっと絵柄を変えて欲しい旨を窯元さんに伝えたら、
そんなの作ってないから、できない。
渡したものを全部返して欲しい。
と怒られる始末。
作り手には作り手の事情がある。
使い手には使い手の事情。
その両者の間にテンチョは割って入って、落としどころを探しているのです。
尖閣諸島衝突事件の船長釈放のタイミングみたいなものです。
通常、私がニタニタ笑っていたら、丸くおさまりますので、
商売における水道のパッキン役です。