壺中日月長
壺中日月長
清水寺の森さんから、ありがたい短冊をお中元に頂きました。
禅の教えか、
壺中日月長しと今年は書いてあった。
「壺中(こちゅう)」とは、壺の中の別天地、仙人の棲む世界のこと。
「日月長し」とは二十四時間、時間に追いかけられて過ごすのではなくて悠々と人生を送る消息だそう。
と考えるのは早計で、
壺中とは、仙人の住むところではなく、この現実。我々の働いている職場であり、狭い我が家のこと。
この戦場のような世界が、心の持ち方で、そのまま壺中であり、仙境となることを教えているとか。
この短冊を店のウィンドウに飾って、
明日から、二十四時間精いっぱい使いきって、充実感あふれる毎日を過ごせますように。