意外と知らなかった?京野菜。
みなさま、こんばんは。
今日は久しぶりに仕事の話。
近所の窯元からNew Arrival.
京野菜の絵の書いた数茶碗が入荷してきたので、
どんな面々か陳列する前に拝見。
10種類の茶碗に描かれた京野菜は、
金時人参、賀茂ナス、九条ネギ、鷹峯とうがらし、鹿ヶ谷かぼちゃ、
堀川ゴボウ、海老芋、聖護院大根、京竹の子、鞍馬山の山椒
の十種類。
京都在住40年のテンチョだから、京野菜を食べて育ったかと
いうとそうでもございません。
毎日食べてる京野菜、たまに食べるもの、食べたことあるかな?
三種類に分かれました。
毎日食べてる京野菜は、
■九条ネギ
これは家の裏の畑に植えている、
花や草木はすぐに枯れるけれど、ネギだけはよう育つ!
といって家族で笑いながら毎日収獲。
たまに食べるものは、
京竹の子、賀茂なす、金時にんじん、堀川ごぼう。
■京竹の子は近所のとり市さんに毎年4月、
朝堀りのものを頂いたり。ごひいきのお客様にも贈っている。
■賀茂なすはなすびの田楽にして食べるのが最高。
高くて食べれませんけど。
■金時にんじんと堀川ごぼうは、なますとタタキゴボウにして、
おせち料理でたべます。
■海老芋、円山公園のいもぼうさんへ棒鱈との煮付けを
食べにお客さんや親戚を連れて行って食べる程度。
食べたことあるかな?
は以下の四種
聖護院蕪なら千枚漬けで冬に食べますが、
聖護院大根となると、食べた記憶が思い浮かばず、、、
■鹿ヶ谷かぼちゃ
鹿ヶ谷の安楽寺で、
夏の土用に鹿ケ谷カボチャを食すれば中風にかからぬとの言い伝えから、
参拝者にカボチャを無料で接待される。
毎年行こう、行こうと思いつつ今にいたる。
■鞍馬山の山椒
一般的な実山椒や山椒の葉は親戚から頂くでも、
鞍馬山の山椒となると??
叡山電車の鞍馬駅で降りると、たくさん山椒の佃煮が売っている。
知っていたけど、佃煮は年寄りの食べるものと敬遠してきた。
鞍馬では木の芽煮といって昆布と山椒の実と葉を細く刻んで
煮付けたものらしい。
■鷹峯とうがらし
光悦の鷹峯あたりで取れる唐辛子のことらしいです。
テンチョはたまにスーパーで見る小さいししとうの事と思ってましたが、
実際は細長く、大きかったです。
伏見とうがらしより太く、万願寺とうがらしより甘みが強く、
日本で一番価格が高いとうがらしだそうです。
その他にも壬生菜や紫ずきんなど全部で40種以上あるそうですが、
どれも結構な高級品です。
しかし仕事の都合、京野菜のモチーフの器が多し。
自分で食べてみいひん事には人に説明できひんので、
機会があったら逃さずゲット(^^)
他のスタッフと情報を共有し合って
引き出しを増やしていこう思ってます。
それではまた。
明日から頑張ります。