伝統にあぐら

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みなさま、こんばんは。

2020年の夏のオリンピックで実施される残り1つの競技の候補に、
レスリングと野球・ソフトボール、それにスカッシュの3つの競技が残りました。

どうもレスリングに決まりそうな雰囲気ですが、
今年2月に実施競技から外れる候補となったことを受けて
ルールを分かりやすいものに変更したり、組織の改革案などを訴えてきたことが
功を奏したようです。

五輪で最も歴史の古い競技の一つであるレスリングが外れるのは、
当初は最近久しく聞く事はありませんが、
ジャパンバッシングといわれておりました。

実際、女子は日本が強いのですが、
男子はヨーロッパが強く日本叩きとばかりでないようです。


「絶対に除外されることはない」という思い込みがあったから、
除外候補になっているという情報が事前に連盟の耳に入っても、
一切動かなかったと聞いてます。

国際レスリング連盟は伝統にあぐらをかいていたというか、
慢心していた、IOCからのお仕置きだったっと言うことでしょう。

オリンピックもビジネスです。過去の伝統ばかりを重んじる大会ではなくなりました。
スポーツをより面白くすることや、普及をするための努力をしないと生き残れない。

伝統産業の仕事に携わる誰にとっても耳の痛い言葉です。

今回のレスリングの除外危機、
自身の仕事に対するお叱りと受け止めて、

明日から新月、胡座をかかないように慢心しないように、
フットワーク軽く頑張ります。

それではまた。
今月は本当にありがとうございました。
6月が皆様にとって良い月となりますように。