12月の京都行事予定

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みなさま、こんばんは
最高気温11度、真冬並みの気候になりました。
早いもので、今年も残すところ一ヶ月となりました。

11月も早かったですが、
師走に入ったら一層駆け足で過ぎいく日々になると思います。
何かと気ぜわしい日々が続きますが、
風邪などひかないようにして新しい年を迎えましょう。

今年もお客様から沢山のプレゼント、お土産頂きました。
義理を欠かないよう、感謝のお礼だけは忘れずに年越したいものです。

それでは
来月12月の行事予定を紹介させていただきます。

12月1日
北野天満宮 献茶祭
御茶壺奉献祭で奉献された御茶を用いて、神前で点て献茶する儀式。
境内明月舎、松向軒、上七軒において茶席が設けられる(AM10:00頃〜)

12月1日
地主神社 しまい大国祭
結縁祈願が行われ、その年の無病息災を感謝する(PM2:00〜)。
また新年干支絵馬の授与も行われる。

12月1〜8日
禅宗各本山〉 臘八会
12月8日、釈尊が苦行の後、暁の星が落ちるのを見て悟りを開いたという。
1〜7日は大接心という不眠座禅を行い、8日には臘八会が行われる。
この期間中、修行僧は外界との接触を一切断つ。

12月3日
交通神社 交通安全の大祓大祭
旅館や交通関係の守護神を祀る同神社社内で、形代(車型)炎上の儀、
清祓いの儀、災厄除けの儀が行われる(PM2:00〜)。

12月7日〜8日
千本釈迦堂 成道会法要と大根焚き
釈尊が悟りを開いた日を記念した恒例行事です。
鎌倉時代に茲禅上人が大根の切り口に梵字を書いて魔除けとしたのが始まりです。

12月8日
虚空蔵法輪寺 針供養
宮中から下賜の針や全国の古針が寄せられ、技芸上達と家内円満を祈願し、
供養される。

12月8日
妙満寺 釈尊成道会・大根だき
お釈迦様がインド・ブッタガヤの菩提樹の下で悟りを開かれたことを喜び、感謝する法要です。
法要後には、今年一年の無事を感謝し、除厄招福と健康を祈り、「大根だき」がふるまわれます(有料)

12月9・10日
了徳寺 鳴滝の大根だき
大鍋で炊いた大根を食べると中風にかからないという。
親鸞上人を、大根煮でもてなしたという故事にちなむ(AM9:00〜PM4:00)。
当日は多勢の人々で賑わい、大鍋で炊かれた大根が振る舞われる。

12月10日
安井金比羅宮 終い金比羅
一年最後の金比羅さん。参拝者に稲宝来が授与される。
稲宝来とは新穀感謝祭に供えた稲穂に、紅白の折鶴、
松竹梅などを組み込んだ神札で、招福の祈祷をしたもの。

12月13日
祇園・花街 事始め
花街の風習です。お正月の準備を始め、お世話になった方々の所へ挨拶に行く風習です。
祇園の芸妓はん舞妓はんが鏡餅を持って師匠の所へ挨拶に行きます。

12月13日
北野天満宮 大福梅の授与
疫病が平癒した古事により、6月に採集した梅を土用干しし、
大福梅として裏白とともに授与される(1袋500円)。

12月13日
黄檗萬福寺 黄檗山すす払
本山の総門を閉じて一斉にすす払いが行われる(AM8:30〜)。
開始の合図として梵鐘、太鼓などを鳴らす。※通常拝観は致しておりません。

12月13〜31日
六波羅蜜寺 かくれ念仏
京に疫病が流行した折、空也上人がその退散を祈るために始めた踊り念仏のことを指し、
別名空也踊躍念仏ともいう。明障子の中、内陣で金鼓を打ち、
足を踏み鳴らしながら念仏を唱える。(31日は非公開)

12月14日
山科区役所地域力推進室 山科義士まつり
山科は、大石良雄が閑居したことから、赤穂義士にゆかりの深い土地。
赤穂義士四十七士に扮した行列が毘沙門堂を出発し、岩屋寺を経て、
大石神社まで練り歩く。また、岩屋寺では甘酒がふるまわれる。

12月14日
法住寺 義士会法要
当寺には大石良雄が仇討ちを祈願した身代わり不動尊があり、
本堂には四十七士の木像が安置される。法要では太夫道中、
舞妓による献茶式、その後お茶会が催される。

12月14日〜23日
京都・嵐山花灯路2013
嵯峨・嵐山地域の景観や歴史的文化遺産などを生かして、
約2500もの露地行灯の灯りといけばなの作品が総延長約5kmの路に彩りを添えます。
また、渡月橋周辺一帯や竹林の小径一帯もライトアップされ、その光景は圧巻です。
寺院・神社・文化施設での特別拝観・開館・ライトアップもあります。

12月15日〜24日
京都府立植物園 クリスマスイルミネーション
観覧温室と植物園会館で様々な催しが予定されています。

12月20日
西本願寺東本願寺 お煤払い(おすすはらい)
室町時代の後期から始まったと言われ、僧侶や門信徒が堂内の畳を叩き、
大団扇でほこりを、堂外にあおぎ出します。
新年を迎える準備をします。


12月21日
東寺 終い弘法
今年最後の縁日。この日は多くの参拝者で特に賑わい、露店も多数出る。

12月23日
矢田寺 かぼちゃ供養
大和国矢田山金剛寺の別院で、回向されたかぼちゃが本堂前に供えられ、
お参りの人々がそれをさすり、中風除けをはじめ諸病退散を祈願します。
参拝者にはかぼちゃ焚きの無料接待(先着1000名にて終了)あり。

12月25日
知恩院 御身拭式
念仏を唱える中、法然上人御堂内御厨子に安置されている法然上人のご尊像を白布で拭う儀式。
衆生の罪業を消滅し、新年の幸せを祈願する(PM1:00〜)。

12月25日
北野天満宮 終い天神
25日は祭神である菅原道真公が生まれ、また亡くなられた日であることに因み、
毎月縁日が開かれる。12月は早朝から多くの露店が立ち並び賑わいを見せる。

12月28日
八坂神社 鑽火式
をけら火の浄火をきり出す神事。桧の杵と臼をすり合わせて火をおこし神前に供え、
晦日の夜、境内の灯籠に移すもの。発火が早いか遅いかで新年の豊凶が占われるという。

12月31日
除夜の鐘 京都市内の寺院

知恩院清水寺・妙蓮寺・金戒光明寺 
永観堂禅林寺誓願寺壬生寺
千本ゑんま堂・鞍馬寺・勝林院・大覚寺
天龍寺方広寺高台寺

12月31日
八坂神社 をけら詣り
をけら灯籠にをけら木を入れ、斎火が移される。
これを参拝者が吉兆縄に点火し、消えないように家に持って帰る。
その火を使い、雑煮を作って新年を祝うと、
一年間火難を除け、無病息災で過ごせるという(をけら火授与PM7:30頃〜)。