御釜師400年の仕事 大西清右衛門 茶の湯釜の世界

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みなさま、こんばんは。

三連休、いかがお過ごしですか。

テンチョはもちろん仕事ですけど、、

最終日の夜は京都伊勢丹行って、ウィンドウショッピングと美術館巡りして外食。
先程、帰宅してきたところです。

美術館えきで開催中の、御釜師400年の仕事 大西清右衛門 茶の湯釜の世界
夫婦で見てきました。

ワタシも何個か釜持ってますけど、
正直、倉庫の中でホコリかぶってます。

平素、茶碗や水指、香合と違って釜なんぞ、そんな注意深く見てませんけど、
茶の湯をひらくことを「釜をかける」と表現されるように、
まずは茶碗よりも先に、釜。お釜さんがなければ始まらない。

えき中に入ってしばし見る。
唖然呆然、陳列してある釜一つ一つのレベルが手前の釜と違いすぎる。

千利休古田織部ゆかりの品々。
釜の威風堂々とした存在感、
千家十職の歴代の釜師が400年、使い手とともに創意工夫し続けるとこんなにバリエーションが、
あるのを知った素晴らしい展示会でした。

器も使ってなんぼ。

使い手の心を作り手に伝え、
作り手の心を使い手に伝える橋渡し、

このテンチョの仕事を地道に続けていけば、
その蓄積が素晴らしい文化になるんやなあ。

継続は力なりをまた実感しました。

展示作品中、あなたの好きな釜を三つ選んでアンケートがあったのですが、
出来るだけシンプルな物を選んだ。

霰のはニキビ跡を連想させるので、あまり好きじゃ無く、
朽ちたり、錆びているのはテンチョの家が古すぎるので目立たないのでパス。
鶴や兎やナマズなどの動物、芸術性の高い物は他の道具と合わせるのが
難しそうなのでパス。

シンプルなお尻みたいなスベスベのをチョイスしました。

利休にたずねよを見て以来、茶の湯に興味を持ちだした家族は、
家の中庭に茶室を建てたいと言い出す始末。

調べたら高く見積もって1000万位かかる見たい。
夫婦の初夢はあっさり終わりました(^_^;)


それではまた。
明日も頑張りましょう。