ぷち茶会

tn_2012-09-24 18.42.06.jpg

不幸は続くもので、
今度は店内の照明が故障してしまいました。

本日午前中は店を一端閉めて、工事。

そうこうしていると、
昼頃、近くの店からお電話が。

お客様がお買い物をしに、お越しになっていますが、
店が閉まっているため、早く店をあけて中へ入れてあげて下さい。

年中無休と書いてあるのに、
お客様は不審に思われたらしい。

確かに、年中無休を謳い文句にしてありますが、
不測の事態、身内の不幸などでおやすみする場合もございます。

以前も、6時に来られたのに、閉店していて、
ご迷惑をおかけしたことがございます。

それ以来、本当は、5時半や、6時頃まで、
夜間拝観や花灯路の時には、
寺が閉まる9時まで開けておりましたが

万一、ご迷惑をおかけしてはいけないとの思いから、
本当は開けているのであって、閉店5時とさせて頂くようになりました。

無事営業が終了し、
帰宅後、

城陽のお茶農家から頂いた、全国本年度7位の抹茶を点てて呑みました。

このときとばかり、
生菓子は俵屋吉富で季節の物をご用意して楽しみました。

好きで、昼も良く点てて呑んでいる者は
たしかに、美味しい。
瑞々しさと、まろやかな甘みが違うと絶賛。

でも、
高台寺で頂く抹茶、あれもかなり美味しいで!
と私の発言。

結局、互いの味覚を見極めるため、
いつも呑んでいる一保堂の抹茶も買ってきて、

何も言わずにのんで、どのお碗の抹茶がどれか?あてあい!
いわゆる闘茶をすることになりました。

ひとつ今日分かったことは、
お抹茶のお菓子は出来る限り小さい方がいいということ。
500円玉くらいの大きさのほうが良いというのが分かりました。

でないと、抹茶との量があわず、
何度でも、点てないとダメなことが分かりました。

だからか!だからだよ!!

茶会で、最初に、お菓子を食べ終えてから、抹茶を出されるのは。

出ないと、何倍でも抹茶を飲む必要があるからだ。

お茶の作法の中に、ひとつの合理的な部分を発見して、

はてなのテンチョは床に就くのでした。