承前啓後 京焼清水焼伝統工芸士会作陶展
今日は、窯元さんからDMをいただきまして、建仁寺で開催されている、
京焼・清水焼伝統工芸士会、創立三十周年記念作陶展を見に行ってきました。
土日ということもあり、人出が凄く、慌ただしい中でしたが、
池坊の先生方による花を生けたうつわの数々。
京焼らしい色絵絢爛。楽しく拝見させて頂きました。
展示されているような高度な技術を施した器を使う機会は、
合理化された、現代社会のなかで、減りつつあります。
使わない技術、磨かない技術は、寂びてきますので、
日常生活のなかで、みなさんにどんどん使って頂けるように、
京焼清水焼の良さを伝えていくのがテンチョの役目のひとつ。
さすれば、これだけ高い技術を使った芸術性の高い焼き物を
どんどん焼いて頂けますよって。
承前啓後(前人の事業や学問、技芸などを受け継いで、これを現在に活かして発展させ、
未来へと伝えること)
伝統工芸士会のこの精神をテンチョも継承して、
職人の皆様と同じ気持ちで明日から頑張って参ります。