1万円、紙一重の攻防

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インターネットのニュースサイトを見ていると、
お風呂が汚い家の夫婦は
お風呂のきれいな家の夫婦よりも沢山ケンカするんだそうです。

綺麗な家の夫婦で、月平均2.1回。
汚い家の夫婦で月平均2.7回。

驚いたのは、
きれいなお風呂の家の夫婦も月にケンカ二回もしていると言う事実。

夫婦げんか月に二回もしているんや!!
テンチョビックリです。

テンチョ夫婦なんか、ケンカなんかしたこと無い。

ていうか、次、ケンカが起こったら、家庭が滅亡するぞ。

それは
仲がいいというより、すでに嫁軍に制圧され、植民地支配されているからかあ

と気づいて納得しました(^^;)

それは置いといて。


今日は1万円札をめぐって家族でバトル勃発です。

銀行へ両替に行こうと万札を数えていた母が、
テンチョに、
「これなんやろ?偽札やろか?」
といって1万円札を見せてきました。

良く見ると、福沢諭吉の色がおかしい。
顔色が、髪の毛が濃い。

紙質や手触りは同じでも、左隅のホログラムもないし、
確かに、怪しい。

カラーコピーしたような色彩。どう見てもこれは偽札やで!!
やられた、ババ掴まされた!

まじでそう思った、テンチョの心臓はどきどき、

顔はその瞬間、青ざめました。

父に見せると、

「これはプレミアの1万円札や!!
紙幣の印刷局でまれに印刷ミスがあって、
諭吉の顔が二重に印刷されている。
プレミアがついて、高くうれるか、わしにくれ!」

という始末。

母とテンチョは、プレミアなんか、どうでもいいから、
本物の1万円札であって欲しいとの一途な願い。

「とにかく、真相を確かめに銀行へ見せに行ってくる」

そういって、
その色の濃い1万円札一枚、握りしめて、
銀行へ行きました。

道中、早く真実を知りたくて、
心臓が止まりそうでした。

京都銀行の受付、整理券をとって、
順番が来るまでの間。

万札を蛍光灯にかざしても、
透かしは入っているし、

ホンモノやったら、お宝かな?
偽札やったら紙くずやしな。

と自問自答。

窓口でテンチョの番。

店員あっさり、
「これは1万円札の旧札です。
ATMでも普通に使えますよ」

の回答。

「あ、これ旧札か!

ホッとしましたが、
父の言ったプレミアはどこに飛んでいったのか?
プレミアの可能性もちょっと信じたテンチョの知識不足。

親子の不甲斐なさが悲しかった(T_T)」