どうしてもセットで(>_<)

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みなさま、こんばんは。
今日は両親が留守でしたので、一日店番の日でした。

寒くてもたくさんの外国人観光客にご来店頂きました。

今日も、多店舗で買ったと思われる包み紙をほどいて、
テンチョの店の器と色合いを比べる人あり。

そう、文化的価値観か、特に欧米人は、
ぐい呑や、湯呑を買ったら、同じ色の徳利や急須などを、
揃えたがるようで、一生懸命探されています。

揃わない可能性が高くても、
どうにか似た色を探して、セットにして包んで下さいというので、
一緒にお包みしておりますが。

急須や土瓶、徳利などは袋物と言いまして、
湯呑やぐい飲みとは異なる成形の技術が必要なんで、
湯呑だけで、急須は作ってない窯元。
ぐい飲みは作るけど、そろいの徳利は作らない窯元さんが多いんです。

マッチングするものがない場合、
「オーマイガー、イッツマイドリーム!」
なんて言われて、お客様に申し訳ない気持ちですが、
「日本の和食器は取り合わせの面白さです」と、
告げて、あきらめて頂いております。

また、茶器セットにして、酒器セットにして売ると、
どうしても土瓶だけ、徳利だけ、単品で欲しいと、
逆にいわれるケースも同じように多いのですが、
染付などは、同じ窯でとれた商品をバラしてしまうと、
色が揃わないことが多いため、お断りすることも多いんです。

単品で売れば、セットが欲しいと言われ、
セットで売れば、バラして欲しいと言われ、

無地に絵をつけたら、無地で欲しいと言われ、

むしろ心の中を見透かされるように、逆に逆に
物事は流れていくと諦観してます。


正月間もないということで、干支の物がまだ人気です。

近所のお茶やさんに、干支のへびの抹茶茶碗。それも蛇の目傘のものを差し上げたのですが、
気に入って頂いて、店でお客さまに抹茶を入れて使って頂く。

それを見たお客様が当店にお越し下さる。
近所のお店に支えられているなあと今日も実感。

明後日から三連休になりますし、
まだまだ正月返上で頑張ります。



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