知の悲しみ(^^;)

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みなさま、こんばんは。
今日は暖かくて過ごしやすかったですね。

どもそんな陽気とは裏腹に、商売は湿りっぱなし。

母も女性会の旅行で出かけているし、
カップラーメン一つ机の上に置かれているので分かった)
大事なく、一日終わったので良しとしてます。

今日はテンチョのお得意さんから
5月頃に京都行きますので、その時、初めてお目にかかりたいとの連絡が有りました。


えーー、まじー(>_<)
どうしよう!?がさつなテンチョがついにばれる時が来る。

とても可愛がって下さる方のお一人。
どうせ買うならテンチョさんのとこで贔屓にして頂く大切なお方。

きっとそのヒトの中で、良いイメージが出来ているに違いない。
だから会いたくない。夢を壊したくない。

イメージと違うと思われたら、、、(T_T)


器とかでも、お客様から、

「この素敵な作品、どんな方が作られたんでしょう?」

聞かれるたび、

仮に、テンチョ作であっても、

「陶芸に情熱のある、若い方が作られています」
「この辺りで窯を持たれています」など、

できるだけオブラートに包んで
ホントのことはうまくかわしています。

また他の作者の器であっても、
「こんな凄い作品を作る、●●先生ってどんな方?
やっぱり無口で、できの悪い作品とか、窯の裏持ってって金槌でバーンとか割る
志の高いヒトですか?」

あかん、あかん!!
お客さんは凄い陶芸の大家を想像されてる。

でも実際はふつうのおっさん。
(男の人生の大半は、おっさんとして過ごす)

「いえ、つっかけ履いてジャージ着た、普通のおじさんです」

みたいな本当のこと言えませんし。

サッカーの本田圭佑中田英寿
ブランド物に身を包んで、高級車のる姿。

本人が本当に好きこのんでやっているか知りませんが、

夢を売る仕事に携わるものにとって
あれって結構大事なことやと思います。


知の悲しみ
「知らない方が良いこともありますよ」とは、

お客様に伝えるわけにもいかず、
五月にどんな顔してそのお客様に会おうか、

テンチョは途方に暮れる(>_<)