硫黄島からの手紙

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みなさま、こんばんは。
ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。

安倍総理が熱い。
お腹が痛いと言って突然投げ出した、
第一期安倍内閣の時が何だったのかと思うほど、

矢継ぎ早に手を打っておられますよね。

数日前のニュースで、
総理の硫黄島の訪問、その後、滑走路を移設して、その下の遺骨の帰還作業を
すすめると報道がありました。

戦後70年も経ってようやくかとの思いでテンチョは
感慨深げに聞いとりました。

数年前に公開された、クリントイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙
見られましたか?

その映画見るまで、恥ずかしながら硫黄島のこと知りませんでした。

戦略的に、平地の多い硫黄島に日本大空襲に備えて、
滑走路を作りたかった米軍。攻め落とした後、夥しい遺体の上に
コンクリートアスファルトを流して滑走路を造ったため、
滑走路の下に一万体以上の日本人の遺骨が眠っているそうです。

硫黄島からの手紙」を当時、平和ぼけしたワタシも見ました。

が、何でもありの戦争の悲惨さに目を覆うばかり。

後半はほとんど直視出来なかった記憶がありまして、見てないに等しい。
現実から目を背けてはいかんと、昨晩、再度見ました。

栗林忠道中将
これが現代の我々と同じ日本人かと思う思考と思想。

玉砕覚悟の防衛で、
日本軍は2万人あまりのほとんどが戦死。

栗林中尉の台詞に
「 我々の子供らが日本で、一日でも長く安泰に暮らせるなら、
我々がこの島を守る一日には 意味があるんです!」
というのがありましたけど、

今日、我々が平和に生きていられるのは
60年前の日本人の先輩の尊い命の犠牲の上に
成り立っている故に。

と思うと、

無駄に生きられる日は一日も無いなあと
映画見終わった後、身の引き締まる思いでいます。