御神酒?酒?無い無い
みなさま、こんばんは。
京都は春祭りです。
来月の4日5日がこの地域、地主神社の祭礼なので
毎年の如く御神酒の紙を店先に貼る事になりました。
昔は清酒に御神酒と熨斗をつけて、
御供えに店先に出したんだそうですが、
日本酒で集めても人手不足で処理が大変。
ビールなど他の種類も増える中、日本酒も沢山呑まれなくなり、
現金で集めるようになった名残りだそうです。
うちはお酒をお供えしましたとの印に
「御神酒」と書いた紙を店先や玄関に貼るんですが、
同じ漢字文化圏の旅行客が
この札を見つけて、店の中に入ってくること。
店内をひととおり見渡し、
「没有酒!」
「酒なんかどこにも無いぞ?」
と酒が欲しかったのか、振る舞い酒でもあると思ったのか、
口々に仲間同士騒ぎあって帰って行く姿を良く見ます。
この札は酒があるって言う意味じゃないっつうの(^_^;)
ゴールデンウィーク期間中のテンチョの仕事は
もっぱら店頭業務。
今日は東京の日本橋から、京都の三条大橋まで歩いて来た
というご夫婦がゴールした記念に、京焼のマグカップを夫婦で買ってくれました。
その壮大なストーリーを聞かされたら、
サービスしない訳にはいかなくなり、
お金なんかいらんから、プレゼントしよう!
とは思いませんでしたが、
箱根や鈴鹿峠、逢坂山超えて遙々京へ。
「しんどかったでしょうが、良い経験になりましたね」というと、
「いやいや、これは経験したもんにしか分からんぞ、あんたもどうや?」
と返答。
ワタシも時間さえ許せば、グーグルマップ頼りに、
京都から東京まで逆のルートで歩いてみたいもんです。
夢があるってすばらしいですね。
それではまた。
明日から五月、心機一転がんばります。