お盆の前にマストな行事。六道まいり
みなさま、こんばんは。
もう世間はお盆休みムード一色。帰省ラッシュも始まっているそうですが、
この炎天下、熱中症にだけは注意してください。
明日から、墓参りいくのですが、六道まいりはその前に済ましておく行事。
冥界との境目とされるこの地で「迎へ鐘」を鳴らし、
この世に先祖の霊をお迎えしなくては帰って来てくれません。
高野槙、ほおずきなども売っています。
通常、中は非公開となっていますが、京の夏の旅で、珍皇寺さんの文化財特別公開。
閻魔堂・篁堂。中には閻魔大王座像や小野篁像があります。六道さんの時は普段は非公開の寺宝、
拝観することができます。
本堂で経木に亡くなった人の俗名か、または戒名を僧侶に書いてもらって、本堂前の香炉に向かい、線香を上げます。
その経木を煙でまぶして、自分にも煙をかけます。
左側にある有名な地獄絵図は写真撮影禁止となっておりました。残念。
行列にならんで、迎え鐘をつきます。突くと言うより引くんです。その音は十万億土の地の果てまで響き渡るといわれてます。
本堂の前には「三界萬霊供養塔」
本堂の背後には小野篁が冥土行きに使ったとされる有名な井戸があります。板壁に開けられた窓からのぞいて是非ご覧下さい。
みなとやさん、幽霊子育て飴の店です。
西国札所のひとつ六波羅蜜寺。こちらでも迎え鐘できます。
日没後には、万灯会あります、人形文字「大」の形に灯明を点じ、本尊に献じます。
由緒のある行事が残る京都の東山って本当に素晴らしいですね。
六道まいりが永遠に続きますように。
今年のお盆休みのご予定はいかがでしょうか?
テンチョは有り難いことに、働くのみです(^^;)
それではまた。
明日も頑張りましょう。