9月の京都の祭事日程

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みなさま、こんばんは。

今日は台風接近中のせいか、
一日蒸し風呂にいるような暑苦しい日でした。

明後日から9月に入ろうというのに、
残暑はいつまで続くのか、、、

店の前の道路に、落ちる枯れ葉の数。
これが最近、凄いんです。

開店後の門掃きで秋の訪れを実感してます。


9月の京の行事予定を記しておきます。

京都にいても見知らぬ祭事も多く、
お客様に詳しく、御案内できるようにできるだけ自身も足を運ぼうと思います。

仲秋の名月にあたる9月19日あたりに見応えのある行事が多いです。



9月1日

伏見稲荷大社 交通安全祭

交通安全祈願のため、本殿で祭典が行われる(AM9:00)。
その後、祈祷拝受者は境内の祓所で車のお祓いが行われ、
お札が無料にて授与される。

松尾大社   八朔祭

八朔とは陰暦の8月1日。
この頃に台風を控えて農作物にとっての風雨和順、五穀豊穣、家内安全を祈る祭典が行われる。
奉納相撲や女神輿・子供神輿のお練りなども。
また、提灯で照らされた境内の中、嵯峨六斎念仏も奉じられる。

9月7日

上賀茂神社  上賀茂紅葉音頭大踊り

江戸初期から中期にかけて上賀茂一帯に流行した紅葉音頭は、
京都市無形文化財にも指定されており、もとは御所の庭で踊られていたという由緒あるもの。
一般の参加も可能(PM8:00〜PM10:00)

9月8日

大原野神社 御田刈祭

五穀豊穣に感謝して行われる御田刈(みたかり)祭の神相撲は、
享保2年(1717)から絶えることなく続く神事です。
清めの塩が包まれた紙を口に挟み、力士が土俵を清めます。

9月9日

上賀茂神社  烏相撲と重陽神事

古来、烏族と呼ばれる一族が相撲をとったことから現在では、
同社氏子の子供たちにより、ユーモラスな烏相撲がとり行われる。
前日には番付を作るため内取式が行われる。
この日は陽の数とされる「九」が重なる日なので、重陽の神事に神饌として菊の花を祀る。


虚空蔵法輪寺  重陽の節会

菊慈童像の前に被せ綿をした菊花をそなえて供養。着せ綿とは夜の間、
菊の花に綿をかぶせ、その露や香りを移し取るもの。
菊は長寿延命の効果があるとされており、これで体を拭うと長寿が保てるという。


車折神社 重陽

平成9年に約130年ぶりに再興した由緒ある神事です。
重陽祭は9月9日の重陽節句を祝うもので、
江戸時代末期まで神仏習合の様式により盛大に斎行されていました。
不老長寿、除災招福を祈願して、菊の花をお供えし舞楽が奉納される優雅な神事です。
祭典終了後、参拝者・見学者に菊酒が無料で振る舞われます。



9月15日

石清水八幡宮  石清水祭

古式にのっとって行われる、荘重な祭典。
宮内庁より勅使が参向し、平安朝の天皇行幸が再現され、
行列が出発し頓宮へ向かう(AM2:00〜)。
松明だけの明かりの下で神事があり、夕方頃、山上へ還行。放生川で放生行事が行われる。


9月15日

鞍馬寺 義経

当寺は源義経とゆかりが深く、伝説も数多く残る。
義経の遺徳を偲んで法要(AM11:00〜)が行われる。

9月18日

豊国神社 豊国神社例祭

祭神は豊臣秀吉。旧暦8月18日が秀吉の命日にあたり、新暦の当日に開催される。
18日の祭典(AM11:00〜)では、舞楽が奉納され、19日には、御献茶祭が開催される。

9月19日

下鴨神社 名月管絃祭

仲秋の名月の日、舞殿に月見だんごとすすきを供え、橋殿では、舞楽、管弦、平安貴族舞、琴を奉納。
楽人は古式ゆかしい平安装束を身につけて奏楽する。


八坂神社 祇園社観月祭

例年中秋の名月の日に、境内の舞殿において行われる風雅な祭事です。
18時15分からの京都女子大学交響楽団による交響曲演奏を皮切りに、
19時には祭典と和歌の披講、
19時30分からは管弦、舞楽、筝曲、太鼓の奉納が順次執り行われます。


上賀茂神社 賀茂観月祭

神苑内の橋殿で神事が行われた後、雅楽・仕舞などの奉納行事が行われます。
また、先着300名には月見団子の無料接待(17:30〜整理券配付)があり、
行事終了後にはにごり酒の振る舞い(無料)も予定されています。


平安神宮 神苑の無料開放

社殿を取り囲むように、東・中・西・南の四つの庭からなる平安神宮神苑
その南神苑に昭和56年「平安の苑」が開設された日を記念して、
9月19日は無料で公開されます。
およそ1万坪の敷地の作庭を行ったのは、
数々の名庭を手掛け「植治」の名で知られる七代目小川治兵衛。


赤山禅院 ぜんそく封じとへちま加持

古くから毎年中秋の名月の日に行う「へちま加持法要」は天台の秘法として、
千日回峰行を修めた大阿闍梨が加持・祈祷を行うものです。
加持をした「へちまの御牘(おふだ)」を持ち帰って、
祈れば霊験あらたかであるとされています。


旧嵯峨御所 大覚寺門跡 観月の夕べ

龍頭舟と鷁首(げきす)舟が大沢池に浮かべられ、
法話や和菓子などの出店も。初秋の夜の雅やかなひと時を過ごせます。

2013年9月19日(木)〜9月21日(土)
17:00〜20:30


平野神社 名月祭

神前に月見だんご、すすき、里芋が供えられた後、
琴や尺八の演奏、日舞舞楽の奉納が行われます。

2013年9月19日(木)
18:30〜21:30頃


9月20日

白峯神宮 上京薪能

白峯神宮境内の特設舞台において、薪能が催される。
上京区文化振興会や同区役所の主催で催されるもので、白峯神宮神職により火入れ式が行われる。
演目は、第一部が各社中による舞囃子、仕舞、独調、箏演奏。第二部は、麗調会・箏「比良」、
幸流・独調「屋嶋」、金剛流・仕舞「笠之段」、観世流舞囃子「小袖曽我」、大蔵流狂言「飛越」、
観世流・能「天鼓」などが上演される予定。(開演第一部PM4:00・第二部PM6:00〜、前売1500円、当日券2000円)

9月21日

養源院 大般若経

般若経全600巻を御宝前で転読する。
養源院の大聖歓喜天は、秀吉が厚く信仰したことで知られている。
参拝者に御礼の授与があり御供養が配られる。
無病息災、家内安全、商売繁盛などに御利益があるといわれている。(PM1:30〜)

9月21〜23日

今熊野観音寺 お砂踏法要

同寺は泉涌寺塔頭で、西国霊場めぐりの十五番札所。
彼岸会に行われる行事で、期間中、方丈に四国霊場八十八ヵ所の砂を敷き、
それを踏んでお参りする(AM9:00〜)。参拝冥加料要

9月21〜23日

梨木神社 萩まつり

同神社は萩の名所として有名。21日に俳句大会、
21〜23日には萩まつりが行われる。御茶席が期間中設けられる。

9月22・23日

安楽寺 晴明祭

同神社は平安朝の天文学者-安倍晴明公を祀る。
22日夜は宵宮祭。町内の子ども達によるお迎えの提灯のお練りと湯立神楽が催される。
23日、神幸祭には少年鼓笛隊や鉾、飾り馬などの行列が、
途中御旅所祭を行って本社へ還御する。


9月23日

安井金比羅宮 櫛まつり

今年で53回目を迎える。境内の久志塚にて、古櫛の供養祭が行われ、
その後各時代の髪型をして衣装をつけた女人風俗行列が周辺を巡行する。(PM1:00式典、PM2:00行列)